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フリー分解

 フリーボディのグリースアップができないもんかと調べてみた。特に参考になったのは以下のサイト。thanks!
velo/自転車三昧 : シマノフリーハブボディー分解OH
シマノフリーボディ分解 - 自転車メンテナンスノート - Yahoo!ブログ
Nomadのフリーボディを分解 - 貧脚サイクリストは(上り坂を避けて)征く
シマノTL-FH20的な工具をつくる(下)|バカは一代に限る

 TL-FW03は1,000円そこらの安いものだけど、取り寄せまで待てない。ということで、考えた。結論はこんなもの。



 手元にあった幅30mmのブレートをやすりでしこしこと削って作った(手前側が削ったサイド)。これを突っ込んで、ロッキングプライヤでつかんで時計周りに回すとゆるんだ。
 中の手前側(外側)のベアリングボールは真っ黒。一方内側はシルバー。えらい汚れたもんだなと思ったが、どうやら最初から黒い色のようだ。こすっても変わらないし、パーツクリーナを振りかけてもかわらず。ラチェット周辺は特に問題ないようだ。玉押し周辺も大きな問題はない。
 他のパーツもパーツクリーナで洗ってから組みつけ。色が違うから間違えなくっていい。使用したグリースはホームセンターで買った安いシャーシグリース。いちばん手間取ったのが上玉押しを再度装着した時。逆ネジというのをすっかり忘れて、時計回りにせっせと回していた。
 フリーは心もちごりごり感があるが、はるかに改善した。でもグリースが多すぎたのか、ラチェットの音がほとんど聞こえない。ハブ軸のベアリングも元に戻して、ダストキャップをかぶせて、スプロケットを組みつけて、自転車に装着して、ありゃ、調子がおかしい。フリーが効いていない。いったんはずしてみるとやはりかなり渋い。どうやらダストキャップを裏表逆に装着してしまったらしい。
 ダストキャップをはずそうとしたが、なかなかはずれない。はずれたと思ったら割れてしまった。画龍点睛を欠く、ってやつですか。結局取り寄せになってしまった。

 とはいえ、けっこう楽しい体験だった。

 右のダストキャップを某サイトで調べてみた。「右シールリング」というのと「サブユニットラバーシール」の2種類の呼び方があるけど、どこが違うんだ?FH-6402との互換性はどうなんだろう?