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京葉工業高校自転車部員の事故現場の写真

京葉工高 自転車部員2人死亡
路上駐車の車に激突 高校総体に備え練習中

 十九日午後一時五十分ごろ、千葉市美浜区美浜一の市道で、競技用自転車で走行中の県立京葉工業高校(同市稲毛区)の自転車競技部員の列が、路上駐車の乗用車に衝突。部員のうち二人が頭などを強く打って死亡した。千葉西署は詳しい事故状況を調べている。同校自転車競技部は県内屈指の強豪。部員らは、県代表として出場する高校総体に備えて練習中だった。

 死亡したのは、いずれも同校三年の東金市田間一○一一、須藤哲也さん(17)と千葉市花見川区畑町一九七七、高橋匠さん(18)。二人とも市内の病院に搬送されたが、同日夕に死亡が確認された。
 現場の市道は、千葉マリンスタジアム幕張メッセに接する片側三車線の通称「海浜大通り」。
 調べによると、三年生の自転車部員四人が縦に並んで走行中、先頭の須藤さんと後続の高橋さんが、左車線に駐車中の同じ車に相次ぎ衝突。須藤さんは自転車ごと窓ガラスを破り、車内に突っ込んでいた。二人ともヘルメットは着用していた。
 現場は見通しの良い緩い右カーブ。衝突痕などから、かなりのスピードが出ていたとみられる。
 車はワゴンタイプで千葉市稲毛区内の運転手男性(31)の所有。路上駐車は禁止の区間だった。
 京葉工業高校などによると、亡くなった二人は二十八日に開幕する佐賀高校総体への出場が決まっており、この日は午後一時半ごろ、同校を出発。現場は普段から練習コースだったという。
 高校総体の選手団総監督も務める県高体連の金丸哲志理事長は「二人とも期待の選手でショックを受けている。ご冥福を祈る。詳しい状況は分からないが、再発防止策も協議したい」と話した。

◆顧問教諭が通常は並走

 部活動中の事故で生徒二人が亡くなった京葉工業高校の田邉義博教頭は「重く受け止めている」と憔悴(しょうすい)し切った表情。きょう二十日の終業式前日に起きた惨事に「終業式で全校生徒に報告する。心のケアにも当たりたい」と絞り出すように語った。
 同校によると、亡くなった須藤さんは自転車競技部のキャプテンを務めており、県大会の個人スプリントで優勝。高橋さんもチームスプリントの優勝メンバーだった。二人は関東大会でも上位に入り、同校三十二年連続となる高校総体出場が決定。この日は午前中で授業が終わったため、総体に向けた練習中だった。
 通常は顧問教諭が車で並走しているが、この日は午後から職員会議があったため、部員だけでの練習になったという。

【写真】自転車が追突した乗用車の後部は大きくへこみ、窓ガラスも割れていた=19日、千葉西署(上)、走行していた4人の自転車。追突の2台は前輪部分が大きく破損していた(中)。血痕が残る事故現場の先には駐車禁止の標識日、千葉市美浜区美浜

  消えるかもしれないので、千葉日報のサイトより批評のための保存・引用。このサイズでは断定は難しいけど、ロードバイクっぽい。

  • ペダルがビンディングっぽい。
  • ハンドルの曲がりがロードっぽい(特に右の自転車。手前の自転車はピストっぽく見えなくもないけど)。
  • 左の2台にリアブレーキが見える。
  • 手前の自転車のフォークの形、色がロードっぽい(というか、ピストらしくない)。