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DURA-ACEハブ破壊

 久しぶりにHabaneroクロスにまたがり、初めてNorthwaveのツーリングシューズを履き、三田方面を目指す。夕方用事があるのでそこから輪行帰還の予定で。
 走りだしてすぐポジションに違和感。サドル高すぎ。これでシクロクロスシーズンを走っていたのか。ペダルやシューズの違いからすると実感はまだ高かったはず。2度の調整でおおかた1cm近く下げた。
 芋峠を過ぎたあたりでインフレータを忘れたことに気がつく。RiBMoなら大丈夫だと信じてそのまま進む。老ノ坂を過ぎ、R9のアヤハディオのあたりで突然後輪がロック。落車はしなかったが、急停止。ホイールをはずして触ってみると左のロックナットが緩んでいる。左のアルミスペーサのところが毛羽立っていて指先をケガする。フリーもよく回らない。原因はよくわからなかったが、重大トラブルなのは間違いない。ただ、不幸中の幸い。R9で一番金田輪業近いロケーション。前輪を地につけるという押しにくい形でなんとか金田輪業にたどり着く。9時30分頃。シャッターは一部上がっているが回転していない。めだたない軒下の部分に置かせてもらって、メールで報告したあと駅前からバスで自宅へ。
 バスの中でいろいろ考えたが、左のロックナットの締めつけが弱かったために左球押しがホイールの回転に共回り(間に球があるので逆方向)して強力にはさんでしまったのではないかという仮説を立てた。
 そうそう、バスで老ノ坂を下っている時に登っていく美山アレサのウェアのライダーを確認。とーごだった。2週間前とほぼ同じ時刻、方面だし、あれもとーごだったのか。

 シャワーを浴びて、早めのご飯を食べたあと自動車で亀岡へ。縦貫道の入口の混雜もだいぶ減っていたのですぐに到着。
 ちょっと世間話をして、Bontragerの8cm7度のステムを購入して帰宅。

ホイールの点検

 案の上、かなり固く締まっている。ハブスパナを水道用塩ビパイプ(なぜか自宅に在庫が)に突っ込んでなんとか回った。いったん緩めて球あたりを調整してみるがまだごりごり。よく見ると右球押しが欠けている。欠けた部分をはずしてみると右はスムーズに回るようになったが左がまだごりごり。で、左をよく見るとこちらも、というかこちらの方が激しく欠けていた。
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 さらにはフリーもまったく回らない。フリーの球押し部分が深く食いこんだらしく、フリーが左右に動くようになっていた。


 ということで、仮説はたぶん正解。
 ハブを組み立てる時に球あたりは慎重にやったけど、そのあとの締めこみはあまり意識してなかったので、強く締めこんでいなかったんだろう。締めこみがゆるいとこういう風になるというのはまったく意識していなかった。ちょっと緩むだけみたいな感覚だったけど、あとで考えるとカップ&コーンのベアリングなら当然起こり得る話だった。

リカバリ

 壊れたパーツを調達して再生というのも考えたが、ハブ本体部分も行かれている可能性がある。
 余っているパーツを集めて再生するというのも考えたが、それじゃDURA-ACEならではの性能は得られない。
 というようなことを考えて、新しいホイールを組むことを決心、ホイールを解体。ニップル回しで荒く緩めたあとは電動ドリルドライバで一気に緩めて解体。