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マスメディアの報道をチェック

 今日の朝刊に間に合わせていたのは朝日新聞のみ(以下、京都市内ベース)。逆に読売新聞は夕刊にも載っていなかった。websiteには共同通信の記事が掲載されていたけど。
 日刊スポーツはサイト内に自転車の専用ページができている。
自転車 : nikkansports.com
 記事はどこかからの借りものではなさそうだけど、自社記事?

 いちばん熱いのは八重山日報

 新城がやった!!モナコ〜ブリニョールまでの187キロ第2ステージで、日本史上初、日本人としてツール最上位の5位、4時間30分02秒でゴール。集団ゴールのため同タイムだが、5位という実力を示した。
 ゴール後、チームバスへ帰る途中「サンク(cinq)!!(日本語の『5』)」と五本指を立てて走ってきた新城は、このステージをやりきった感じはあるものの、まだまだ結果に満足してない表情でもあった。

 カメラを構えて待っていると、トップ集団のスプリント勝負に新城がいた。どこかで見たことのあるオレンジ色のサングラス姿、新城だった。13時27分(現地時間)の無線情報で新城がチームカーを呼んだのは、トラブルでも何でもなくただ、水を要求したとのこと。私たちの心配も全く無用だった。
 チームバスでは、ゼネラルマネージャーのジャン・ルネ・ベルノドー氏が満面の笑みで迎えていた。
 ツールの序盤、第2ステージでこのような結果を出したということは、この先、上位になる可能性も多いにあるだろう。
 現場にいる者として今日の新城の結果に対し、申し訳ないが、現在全く実感が無い。信じられない瞬間を目の当たりにした衝撃が大きすぎる。

 現地に記者を派遣して、パスもらってるんやね。

 すばらしい!!新城幸也(Bboxブイグテレコム)ツール初参戦、第2ステージにして、日本人史上初の5位でゴールした!!
 石垣島の新城の実家では親戚一同が集まってテレビ観戦。ゴールスプリントの瞬間は、テレビの音が全く聞こえなくなるくらいの大声援。そしてゴール後、父・貞美さんの携帯電話は鳴りっぱなしだったそうだ。
 「考えられない。今日も完走してくれることだけを思っていたが・・・」と息子が成し遂げた快挙に、さすがの父も言葉で言い表せない程の驚きだった。母・るみ子さんも、昨日から興奮して落ち着かないというが、これでまた眠れない夜が続きそうだ。

■フランスからも賞賛の声が
 現地で取材をしているフランス人ジャーナリストからのコメントが届いた。
「一部の情報では新城が4位との話しもあったが、ゴール直前での接戦で5位。小柄な日本の選手の活躍に驚いている。モナコからニース、そしいカンヌの山側を通って小高い丘を疾走した選手たち。いくつかのクラッシュもあり劇的な競技となった。ゴール付近では情報が錯綜しているが、君たちのヒーローは賞賛に値する。」

 なんとかしてほしいのが共同通信の配信。日本中に誤解を与えるやんか。

 世界最高峰の自転車ロードレース、ツール・ド・フランスは4日、モナコで第1ステージの個人タイムトライアル(15・5キロ)を行い、新城幸也ブイグテレコム)は21分39秒で127位、別府史之(スキル・シマノ)は22分24秒で174位だった。

 あこがれの大舞台に臨んだ2人にはほろ苦い開幕ステージとなった。15・5キロのタイムトライアルで、新城はトップから2分7秒、別府は2分52秒の差をつけられた。「暑さのせいというより、練習不足」(新城)「暑さがこたえた」(別府)と、ともに思うような走りができなかったようだ。

 「ほどよい」とでもいうべき結果を「ほろ苦い」と書いてしまうとは、二人のチーム内の役割がわかっていない、というよりもステージレースが全然わかっていない。二人は第1ステージで全力を出し尽してはいけないというのをちゃんと読者に伝えるのがプロのお仕事でしょうに。

 イタリアではガゼッタが大きな記事をwebに掲載(たぶん紙にも)。おそらく日本のどのマスメディアよりも大きい記事。
Arashiro, il quinto posto dell'emigrante del ciclismo - La Gazzetta dello Sport: Ciclismo
 Firenze美術めぐりの方が訳してくれている。
Lo Spezzino : 新城選手、5位の快挙!
 なるほど、新城の長い髪はアニメの中の日本人みたいに見えるのか。