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メンテナンス

 午前中は昨日のツール・ド・スイスのプレイバック。毎度のことながら、最終日前日の山岳個人TTって残酷。

 Habaneroクロスのメンテナンス。今日の目標は駆動系の完成。
 まずは先週アルコール漬けにしておいたリアディレイラのプレートとプーリーを引き上げ、拭いて、グリスアップして組みつけ。
 今のクランクをはずす。取りはずし工具は例によってフィキシングボルトで軽く押えてなめないようにして回す。

 ついでBB-5500を取り付け。中空シャフトなので、10mmのボルトで押えて取り付け工具を回す。

 ついで、スパイダーを裏返しにとりつけたクランク本体を組み付け。しかし、締めこむとインナーギアがチェーンステイに当たってしまう。あかんがな。
 スパイダーを正位置に取り付け直して再度組みつけ。その状態でチェーンを取り付け、リアディレイラも調整。さてフロントディレイラということで調整を始めるが、アウターに変速するような位置に引っ張りあげるとクランクに当たってしまう。アルパインプロ用のスパイダーは、嵌合部はくっついてもチェーンラインは出せないということか。
 ここで考えた解決策。
1)アルパインプロを買う。この場合、BBも新しいものが必要。しかもXTRでしか対応できないかも。しかし、今調べたらXTRのオクタリンクは112mmと116mmなので、もしかしたらBB-5500でもいけるかも。どっちにしろけっこうコストがかかるし、クランク長が175mmしかない。
2)シイテイズワンオフでPCD94mmダブルのスパイダーをワンオフで発注する。最高にクールなんだけど、さすがに5万円は高い・・・。
3)スペーサーを入れる。普通はアウターギア-スパイダー-インナ-ギアの順で取りつけられているが、スパイダー-アウターギア-スペーサー-インナーギアの順、もしくは再びスパイダーを裏返してアウターギア-スペーサー-インナーギア-スパイダーの順で取り付ける。スペーサーはスパイダーの厚みと同じならいいはずなので、スパイダーの厚み測定。3.2mmだった。フロントなので少々の誤差は問題なさそうと考えた。まず手近なもので上の工具取り付けの時に使ったワッシャの穴径がぴったりだったので、厚みを計ったらちょうど3mm。だけど大きすぎ。同じ厚さ、同じ穴径で小さいのがあったら、重いけど使えなくもない。3mmならアルミの延べ板も売っているかも。
 ということでホームセンターに。穴径10mm、外径22mmのワッシャがあったけど、厚さはだいぶ薄そう。アルミ材コーナーにはちょうど使えそうな3mm厚25mm幅のアルミの延べ板があった。長さは必要以上に長く910mm。でも他になかったので買ってきた。
 ということで、作ってみました。10mmの穴を開けて、リーマーで調整して、25mm角に切断、軽くヤスリがけしてみた。重量は5個で20g。写真で見るとけっこううまくできたように見えるけど、実際は・・・。

 さて取り付け、と試してみたが、心配通りボルト長が足りなかった。本日の作業はここで終了。「昔のMTBインナー取り付け用ボルトがけっこう長かったなぁ」とか思いながら、いろいろウェブ検索して、バッシュガード取り付け用に長いフィキシングボルトが現行商品としてあるのを発見。ボルトだけで売っていたサイクルショップカンザキ上新庄店に注文を掛けてみた。
 ちなみにシマノ純正でいちばん長いのは10.5mmってやつらしい。ダブルの標準は8.5mmあたり。