本サイト/記事は移転しました。

約10秒後にリダイレクトします。

関西クロス堺

 朝ホテルで目が覚める。なんだか心臓がせわしく動いているのがよくわかる。120bpmくらいだろうか。でも原因不明の頭痛、吐き気などはない。目をさましてしばらくしていると少しパルスも落ち着いてきた。7時過ぎに出発。西中島南方から御堂筋線に乗って天王寺天王寺からJRで堺市駅へ向かう。ちなみにこのとき初めておさいふケータイを使用。
 天王寺で快速を待っていたが、もようしてきたので1本見送る。ところがなかなか次の電車がやってこない。ちゅうか、阪和線に各駅停車はないんか?とか思って駅構内を探索したら離れたところに各停のプラットフォーム。しかしいまさら各停に乗っても途中で抜かれそうなので快速のプラットフォームに戻る。で、電車を待っていたら、ハスキーなかん高い声で「KAZZさん?」と声をかけて来る人あり。fcycle時代のお友達の龍(ロン)さん。まさかこんなところで会うとは。お互いの近況を話して、同じ電車に乗車。なんでもこの3月で定年退職だそうだ。
 堺市に到着。龍さんと別れて駅前ロータリへ。うむ、ずいぶん寂しいぞ。しかもあるはずのシーサイドモール行きのバスがない。ああ、もしかして堺駅堺東駅と間違えたか。確かに調べたのは南海バスのサイトだった。まぁそんなに遠くはないだろうとタクシーに乗る。ところがメータがどんどん上がっていく。結局2,500円くらいかかった。思い込み禁物。
 会場に着くが、自転車を預けている泥乃海の姿はない。電話を掛けてみるが、運転中なのか、ノーレスポンス。しょうがないので駐車場をうろうろする。あちこちでいろいろとお話ししながら暇つぶし。いちばん長くお世話になったのはNakagawa下村さんのところ。
 やがて泥乃海到着。自転車を降ろして、試走。なんだか心臓が派出に動いているのを時々感じながら、いくつかのポイントを中心にチェック。
 今回は地元ということもあって、スキルシマノ野寺秀徳、大内薫らが出場。野寺はトライアルバイクを持ち込んで、スタート/ゴール地点でダニエルなどの雑技を披露。「BMXやっていたので自転車の扱いはうまい」という噂もあり、シクロクロス参戦待望論もあったが、予想を上回るテクニック。
 さてレース。直前までその辺の芝生を走ってウォーミングアップするつもりだったが、スタート地点に行くのが早すぎた。2分前くらいまで動いていたかったのに、並んだのは7分ほど前、ちゅうか、みんな並ぶの早すぎやがな。
 スタート。からだが重い。2周めの途中あたりから位置がまったく固定。前からも後ろからも離れて、同じ組のC3の選手に抜かれながらひたすら走る。途中で若山さんの「昨日の酒が残っているんですか?」の声に「そういうことにしとくわ」と叫んだけど、その直後に気がついた、まさにその通りだと。4周めにバテていたマスターの選手を一人抜いて、最後の折り返し直後に泥本にラップされ、2番めでゴール。両手を上げたら観客から「あげんでよろしい!」との暖かいツッコミ。でもなんとか泥本についていって、スプリントで負けてくやしがる演技でもよかたかも。
 おちついてからC1観戦。竹之内悠圧勝。後ろの方を見ていると、以前よりテクニカルになったとはいえ、やはりロード選手、平地の得意な選手が上位に入っていた。
 C2は野寺、大内が出場。大内が順当に優勝。野寺もバニーホップでシケインを越えて、だんだんと上位に上がり3位。大内は98年第1戦以来9年(8シーズン)ぶりの出場。
 終了後は泥乃海の自動車で住吉まで送ってもらって、地下鉄、新幹線を乗り継いで帰宅。自転車とヘルメット、シューズは泥乃海に預かってもらう。
 帰りの新幹線でビールを飲んだが、いい気分の酔いどころか不快感。どうやらこのころまで二日酔い状態が無自覚のうちに続いていて、迎え酒状態になっていたようだ。