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最近の自転車交通規制の話題を陰謀説で読み解くよ

 なんか最近の動きが激しい。でもその根拠として言われる「ここ数年で事故急増」ってのがどうも納得いかない。少なくとも、歩道を通行するような自転車の量やマナーが急に悪くなっているとは思わない。「震災で自転車通勤が増えた」ってのもこじつけっぽい。自転車ブームでスポーツ車に乗り始めた人はさすがに恒常的に歩道は走らないだろうし。
 おそらくはいままで事件にカウントされるほどでもなかったものもカウントされる(多分意図的に)ようになったんじゃないかと。過去の「自転車は歩道へ」政策の誤りを正面切って認めるわけにはいかないから、そういうデータを用意してから一気呵成に運用の変更とかマスメディアを使ったキャンペーンを進めているんではないかと。

 原則車道通行の徹底、幅3m以下の歩道の歩行者専用道路化、路面塗り分けなどが進むとなると、標識の付け替えや路面のペイントや信号機脇の「自転車歩行者用」プレートの付け替えなどで大量の公共工事が発生する。その費用が道路管理者予算から出るのか警察予算から出るのか、安全協会予算から出るのかは知らないけど、そこにはなんらかの利権が発生するし、利権が発生すれば天下り先も増える。
 さらに、たぶん自動車と自転車の事故は増えるだろうから、その防止という名目で警察官の増員にもなる。違反を次々と検挙すればノルマ達成も簡単。

 いかん、下司の勘ぐりだ。「自転車は歩道へ」などと言い出す警察官がいなくなるだけでもとてもいいことなんだから、前向きに考えよう。