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佐用〜智頭〜鳥取

 来週からシクロクロス開幕、だけど、天気もよさそうなのでツーリングへ。以前からの構想通り、智頭急行佐用までいって鳥取まで走ることに。
 桂川から輪行でいったん京都までいって、京都からスーパーはくと佐用へ。スーパーはくと速えぇ!
 佐用で降りて組み立て。駅前の雰囲気は5月にツーリングで通った時とあまり変わらない。
しかし少し離れたところには「がんばろう佐用」の幟があちこちに立っていて、営業している商店も「再開しました」との貼り紙のあるところが多い。あちこちに取り壊し中の家もある。農村部にいくと復興はもっと遅れているんだろうなと思ったが、わざわざ確認する気も起きない。

 5月に訪問したジュージューはまだ開いてなかったのでパスして、適当に北に走りだし、見つけた春ちゃんに入店。ここはお好み焼き店起源のジュージューとは違って焼肉店起源で、シロ中心だったジュージューとは違っていろんな部位のホルモンが入っている。個人的にはシロが好きなのでジュージュー支持。

 そのあとは北上して平福へ。いかにも昔宿場町だったというような町のたたずまいがいい感じ。だが、その裏側、川沿いのところがまたいい景色だったらしい。やすしきよし(石田靖西川きよし)の旅番組で見た景色もそれ。下調べ不足でもったいないことした。
 本陣跡。

 平福を出てからはしばらくはひたすら走る道。峠を越えて大原町へ。まずは宮本武蔵関連の駅や生家を見てから北上、大原宿へ。ここも平福同様、宿場のたたずまいを残している。

 大原宿の跡は再びひたすら北上。県境&分水嶺である志戸坂峠へ旧道を通って登っていく。登りはじめるあたりで向い風になる。なんでやねん。トンネルは工事で片道通行だが、広い自転車歩行者通行帯があるので楽勝、と思ったら、照明が片側だけ消してあって、暗いパートも多く、安心して走れる状態ではなかった。トンネルを越えてからも旧道をひたすら下っていく。

 やがて智頭に到着。ここは備前街道と因幡街道の交わるところで、宿場のたたずまいがさらに濃く残っている。街中を堪能したあと、昭和30年代を残しているという上板井原へと登っていく。道の取り付け方が古い道っぽい(新しい道は普通国道に直結しているが、ここは旧道が入口)ので「勾配はきつくないだろうし、上にもトンネルがあるみたいだし」と思ったが、古い道は、勾配はきつくない(昔の車、もしくは馬が登れる)が、トンネルも上の方にしかないというのに気がついたのはだいぶ登ってからだった。
 上板井原の集落はたしかにいう通り昔の、ぜいたくしていなかった頃の田舎のような光景。「昔はこんな家でも確かに住んでいた」というようなところに今も住んでいる。集落の内部に自動車道がないために残っているんでだとか。自動車って怖いね。

 上板井原からは下り、というか、「いつまで下るねん」というほど長く続いた。途中簡易舗装になったのはちとつらかった。再び国道53号線に出たのは16時30分頃。このままだと日没ぎりぎりか。速度を上げ。なんとか暗くなる前に宿に到着。4時頃には着くかなと思って計画していたけど、ツーリングは時間が掛かる。マンホールの写真を撮ったり、はてなハイクに投稿したりしていなければ30分は早く着くと思うんだが。


大きな地図で見る
断面図とか