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向日町競輪場に市民は否定的

向日町競輪場に6割が否定的見方
市民アンケート、混雑など嫌う

 向日市寺戸町の京都向日町競輪場について市民の多くが否定的に見ていることが、市がこのほどまとめた市民アンケートの結果で分かった。交通混雑など否定的な意見が回答全体の約6割を占め、競輪場の廃止を求める声は約3割に上った。
 市が新総合計画策定の一環で、6−7月に18歳以上の市民2000人を対象に実施。974人が回答した。
 向日町競輪場の設問は自由記述で、602人が回答。市のまとめによると、競輪場について肯定的意見は186人(30・1%)で、競輪場の存続要望は21人(3・4%)にとどまった。「治安や風紀に気をつけて経営する」など条件付きで存続を認める回答や「家族参加などのイベントをしてほしい」と開放を求める声もあった。
 一方、否定的意見は352人(58・5%)で、このうち「廃止」と明記した回答は全体の27・6%の166人だった。交通混雑や雰囲気悪化を指摘したり、文化的施設への転換など用地活用を求めたりする意見もあった。
 同競輪場をめぐっては、山田啓二府知事が11月の府議会決算特別委員会で、有識者による組織を近く設け、存廃を含めた今後の在り方を検討する意向を示している。向日市企画調整課では「府による検討の推移を見守る中で、市が意見を述べる機会を設けてもらえたら」と話している。

 競輪開催が廃止になってもバンクは残してほしいところだけど、難しいだろうなぁ。イベントの希望があるってのは糸口になるかも。