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マキノでクロス

 関西シクロクロス第1戦マキノ高原
 朝5時15分に起床。6時に泥乃海宅へ。鯖街道経由でマキノへ。8時ちょっと過ぎに到着。ほぼ予定通り。
 まずは試走。なかなか楽しそう。階段の後のなめらか落ちセクションはずいぶんといろいろ観察して、上の方のラインを見つける。その上で試走してみて無事クリア。コース全体としては楽しいコース。福田トール先生に「来年の全日本できそうなコースやね」というと「シクロクロス長くやっている人はみなそういうんですよ」と。
 C3最初の組を見ながらウォーミングアップ。次の組のころにスタートラインにいくが、おっさんクラスの選手たちが見えない。CM2は3組目だった。再び観戦モードへ。
 2組目が終わり、そろそろ準備。なんかフロントからみしみし音がする。しばらく観測したが、チューブラ接着テープが緩んでいるようだ。フロントのみw/oに交換。w/oのリムは少し細く、遊びが大きくなるが、まぁなんとかなるかとそのままでスタートへ。今日のレースはL2と同時スタート。目標は女子のトップに先行すること。
 スタートして、いちばん高いところから下りはじめるところで女子トップに抜かれる。しかし得意の押し担ぎセクションで離し、ついでに前も何人か抜く。激下りのセクションも想定通り走る。芝生の登りに苦しみながら2週めへ。
 2週めは苦しいなりにだいぶ気分的に乗ってくる。激下りセクションもクリア。しかしフロントの遊びが少ないせいで握りきってしまう。3週めの激下り、それが原因でうまくコントロールできず、ロデオ状態になり、右折はできたもののそのあとのセクションのデコボコをクリアできず落車、膝を打つ。すぐに立ち上がって走りだす気持ちは満々だったが、打撲によるショック状態で立ち上がれず。岡村さん、下村さん、泥尾らにコース外に引きずりだしてもらってDNF。このところつねに後塵を排していた盛岡さんやつうばいつうてんちょが座っているそばを通りぬけていっただけに余計残念。もっともてんちょが後ろにいたのは店長らしからぬメカトラの影響っぽいけど。
 さて、今回の落車の後悔と分析。

  • 前の日に補助ブレーキレバー付けとけばよかった。
  • フロントホイールを交換した時に遊びを調整しておけばよかった。
  • 調達してあったタイオガのトライアル用ブレーキシューをリアにつけておけばよかった。
  • 周回しているうちに路面がデコボコになっていたのかも。
  • 3週目は下りはじめにアウト側のラインともいえないラインを通った。最初に不要なデコボコを拾った。
  • 疲労でいいラインを取る余裕がなくなっていた。
  • 1周めは問題を感じなかったところをみると、周回を重ねるたびに疲労で握力が落ちていたのかも。

 しばらく座りこんでいたが、痛みよりも息の上がりの方が苦しかったかも。しかし、自転車を持って心配してくれている間にメカ談義を始めるみなさん、あなたがたは由緒正しいシクロクロッサーです。うれしくなりました。
 レース終了後、本部テントで湿布薬をもらってDIYで膝を処置。


 続いてC1。ツール・ド・沖縄やサイクルモードで強力選手が何人か出場していない中で、鬼のいぬ間の洗濯的なレース。最初に飛び出したのはおなじみロケットスターター、セレクションシリーズランキングただいま1位のシマノドリンキング松井とシマノドリンキング入江の酔いどれパック。しかしそのあとBeeClub伊澤雄大とTeamCruise合田が飛び出す。続いて入江。KUCC稲益も上がってくる。NOKO伊藤も上位につける。いったん稲益が3位に上がり、若者たちに混じって孤軍奮闘の入江という構図。やがて先頭から合田が遅れ、伊澤の一人旅が始まる。後ろでは入江が着実に前に上がってくる。ところが最初はほとんど最後尾だったVOLCA転倒虫沢田でんかが中盤からじわじわと上がってくる。1人また1人と前をとらえ、気がつけば3番めに。入江のミスもあって一時期2位をうかがう勢いだったが、最後に入江がペースアップして2位に。その後ではロケットスタートのあといつものように順位を落としていた松井が終盤復活、沢田をおびやかさんばかりの勢いで追いこんで4位。
 伊澤は今年からPROTECKの機材サポートを受けている。「サポート受けているんだけど、セレクションシリーズはふがいない結果で、その後仕事が終わってから乗りこんだ成果が出た」とのこと。
 泥レスラーでは初C1の泥岡が健闘し、13位でポイント獲得。しかし残念ながら89%。泥本はシケインがないのが災いしてか、苦しい闘いだった。

 C2+L1では豊岡がC2でも4位に相当する位置でゴール。今回はテクニカルなコースにも関わらずおなじみの絶叫がなく、走りのキャラが変わったかも。自転車はごっついピンクで相変わらずやけど。
 岡村、下村のNakagawaチーム内バトルも寒さを吹き飛ばさんばかりに熱かった。これぞ関西シクロクロスの醍醐味。

 さぬきクロスの申し込みをおこない、07シーズン総集編DVDも購入。

 というようなことで、楽しいシクロクロスの開幕戦は終了。鯖街道を通って帰宅。
昨日の写真

 心拍が夜になっても下がりきっていない。やはり激しい負荷だったのか。顔がつっぱるような感じで火照るのはあの天気でも日焼けしていたのか。