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関西シクロクロス野洲川

 朝、出発しようとしたところで泥乃海から電話。待ち合わせ時刻を7時半にしたつもりが、7時といってしまっていたらしい。申し訳ないやら、情けないやら。
 自分の計画通り西大路五条のファミマ到着。買い出しをして会場へ。ETCに電源が来ていなかったが、あとでアースがはずれていたと判明。片道は手で払ったけど、この時間帯だったらETC割引があったのかも。
 家のあたりは自動車の上に少し雪が残っていた程度だったけど、山科にいくと雪が増え、さらに大津まで来るとかなりの積雪(京都比)で、天気もみぞれ混じりに。会場の野洲川運動公園はすっかり雪をかぶっていた。
 受付をして、2周弱試走。雪がなければかなりの高速コースだという感じだが、テクニックを要するコースに変わっていた。
 直前までローラー台、というか、ローラーを回していたら「5分前」の声。あわててローラー台を片付けスタート地点へ。スタートまで2分を切っていた。
 スタートループは例によってゆっくり。コントロールライン付近で前に追いつく。が、何人か前を走っていたNakagawaのウェアの人が派出にジャックナイフ。よけながら数人抜く。林を抜けてシケインを抜けて溝越え、と思ったら溝には水がしっかりたまっていて底が見えない。前の人が降りたこともあって降りて越す。林を抜けて、グラウンドを回ってきて林に入ったあたりで泥橋のアニキを抜く。次の周回、同じところでまた一人抜く。しかしテニスコートを回ってくるホームストレートで何人にも抜かれる。泥橋のアニキにも抜かれる。基礎走力が全然ありまへん。なんとか泥橋のアニキに着いていこうとするが、詰まったと思えばまた離れるといった具合。最後の土手登りで少し詰めるが、結局再逆転はできず。もちろん泥だらけ。

 着替えて落ち着くころにはC3Bのレースも終わり、冷凍食品のようになった牛カルビ丼を食べてからC1を観戦。序盤から三船雅彦が飛ばすが、途中でトラブル(カーボンディープリムがお亡くなりになったとか)。変わって竹之内悠がトップに出てそのままゴール。3位にはニッポジャージ初披露の藤岡徹也
 本日のレースはC2が2組。泥レスラーは2人とも最初の組。スタートループを終え林の中に入ってくるところで泥岡が4位パックの最後尾で6位。このパックの中で徐々に順位を上げ、さらには前の3人から最初に落ちてきた後呂と合流。さらに振り切って、最終周回にフィリップ・マグレイド(通称シャチョー)、中田尚志(id:TakashiNakata)に追いつき、ピットの後のストレートで中田のアタックに反応しカウンターアタック。そのまま土手を下り、トップでゴールラインに戻ってきた。泥のロゴマークを指差し「どろぷろ〜!」と叫びながらゴール。激しく興奮した。これで来シーズンはチーム泥んこプロレスから2人が全日本出場可能となった。
 泥岡は6月に膝の皿を粉砕骨折して、堺の時も「ランの少ないコースじゃないと厳しい」といっていたが、見事勝利。過去においては2000年の乗鞍の男子Bで優勝という栄光も。
 C2BではSTRADA太田貴明が先行するが、後半に今シーズン初クロスの小嶋洋介(id:KODIMA)が逆転して優勝。太田はC2を1回で通過。小嶋はロードのシーズンは実業団登録する京都大学自転車競技部で走るとか。C2優勝者は2人とも京都大学大学院卒。
 C2Aの2位〜4位、C2Bの1位〜3位はかつてC1で走っていた選手。それがシーズン最後までC2にいたってことはかなりレベルが上がってきているといえるかも。

 終了後は年間ポイント表彰、多数出場表彰、記念撮影。最多出場は笹井秀治(id:hideji)。表彰対象の6位が80回なので、75回の私はあと少し。2年間の東京転勤が痛かった。

 帰宅後は自転車と靴を洗い、洗濯。ウェアをバケツにつけて泥落としするが、何度水を変えたことやら。

 今シーズンは年明けてから少しまともになった。毎年、勝手気ままな生活なのを利用して正月に乗りこんで、正月明けにまともになるというパターンの繰り返しで、このシーズンはそうならないようにある程度構想を練りながら仕上げようとしていたのに落車骨折があり、例年よりわずかにましという状態でシーズンに突入した。年が明けてからは、レース後に喉が痛かったり、背中が攣ったり、夜になってもからだが火照っていたり、翌日まで疲労感が残ったりと、そこそこ追いこむことができてきたように思う。来シーズンこそもう少し走れるようにしてシーズンを迎えたいもんだ。

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