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あかん

 こういう時ってタイトルのつけかた迷うなぁ。


 早めに起きて(日曜日の本人比)出発。コースは途中-花折峠-朽木-高島-大津。順調に進んで、花折峠の先で旧道に入って、快調にダウンヒル。葛川坂下町の集落に差しかかったところの下りでカーブを抜けると前方の右手に4人の集団発見。後ろも確認せずにみんなして渡りはじめてたので声を出す。道いっぱいにひろがっている状態だったが、先頭で歩いていたおかあさんの左右に空きがあったのでどちらかは抜けられるだろうと思っていたら、右後ろに振り向いたおかあさん、そのままで固まってしまいどちらにもよけない。「あかん」と思い、ブレーキ。かといってロックしてコントロールを失うと3人くらい巻きこんでしまいかねないのでフルブレーキはできず、減速はしたものの、そのおかあさんにヘルメットで頭突き状態に。とっさに少し右に自転車を倒したので自転車でからだに衝突するのは避けられた模様。路面にはヘルメットで着地したように感じた。
 で、気がついたら路面に大の字(というか、膝は曲げていたと思う)。起きようとするが、おきられず再び寝転がる。しばらくしてなんとか起き上がる。自転車は転がっている。相手は頭を押えているが、立ち上がっている。最悪の事態は避けられたようだ。自分のからだを点検。左膝に直径2cm程度の擦過傷。左腿に打撲感。レーパンは傷なし。首が痛い。左腕が痛く、よく回らない。右手親指に小さな切り傷。相手は右膝に切り傷。
 相手のご主人の車で大津赤十字志賀病院まで連れていってもらって双方診察。内科のドクターしかいないということで傷の応急処置のみ。「腕が上がるってことはたぶん折れてはいないでしょう」ってことだった。が、ドクターのポイントの押し方が悪かったのが、手を上げたのが悪かったのか、そのあとしばらくして、左肩が腫れて、痛む範囲が広がってきた。
 で、ご主人の車で再び現場に戻って、警察に来てもらって現場検証。「重過失傷害の疑い」だそうで、改めて重大さを実感。現場には「この先住宅密集地」(たぶん周辺比)という看板があった。
 ひととおり終わってから解散(というのか)。自転車も、右デュアルコントロールレバー、バーエンドシフトレバー、フロントブレーキアートがゆがんで、左のバーテープが傷ついているくらいで、からだも、左肩全体が腫れてきたものの、漕げそうなのでとりあえず今来た道を帰る。ほとんど問題なく帰宅。花折峠はけっこう霧雨が強く、市内も直前まで降っていたような感じだった。81km、64.2kg(昼食抜き)。
 帰宅後、シャワーを浴びて、肩に湿布薬を貼って、保険会社に連絡。自転車での事故も含む個人賠償保険ってやつ。その後相手のご自宅にうかがい、再度おわび。帰宅後は左肩を冷やしてみた。
 自転車で人にケガさせてしまうってのは、普段から安全運転を旨としているだけに、かなりショックだったし、申し訳ない気分がだんだん強くなってくる。ご主人が冷静な方で、ずいぶんと救われた。ちょっと中條健一似。


 相手が固まってしまったのは全くの想定外だったけど、そこまで想定して減速しておくべきだったと反省。普段はおそろおそる下っている下りがなぜかこの時はけっこうペースが上がっていた。


 しかし、この外傷の位置で肩に来るのはどういったことなんだろう?頭が地面にぶつかった気がするんだけど、ヘルメットにはそれらしき傷はなし。グラブの手のひらの柔らかい部分で着地した可能性もあるかも。


本日のルート