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ロード全日本の展望

 展望といっても、わからないことがまだたくさんある。
 まずコースがわからない。オートポリスのサイトとかを見ていると、サーキット部分の高低差52m(修善寺cscの半分)で、登ったあと半分くらいまで下ってさらに最高地点と同じくらいまで登る、つまり1周あたりの登りが70〜80mというのは想像がつく。最高勾配は10%。さらに途中からはサーキット外も回るコースになる。平面図は佐野淳哉ファンサイトに掲載されているけど、その部分の高低は不明。鹿屋体育大学村上純平によると高低差が大きいサーキットでかなり厳しいです!とのこと。まぁこれだけのレース、どんなコースにしろ厳しい闘いになるのは間違いないやろうけど。
 次にわからないのは出走メンバー。JCFのサイトに掲載されるんやろうか?去年出てこなかったMTBライダーたちだけど、ノグネン雷蔵も出るようだ。
 最後に、チーム間の連携で大きな疑問。ニッポ梅丹、ニッポColnagoダイハツ飯田ボンシャンス、さらにはブリジストンアンカーは連携するんだろうか?序盤は連携しなくても、最後の最後で連携の動きが出てくるのか。ボンシャンスは小僧のチームみたいな印象があるけど雷蔵辻浦がおるからねぇ。


 とかいいつつ、すべてをすっとばして展望。
 まずジュニア。榛生昇陽高校の吉田隼人が大本命。去年の選抜、国体、今年の選抜と勝って実績抜群。しかもチーム全体の力もついている。2番手はチームメイトの入部正太朗、ついで去年勝って今年の個人TTも取ったブリジストンアンカーの嶌田義明、岡谷工業高校の柿澤大貴。出るとしたらNakagawaの早水直樹、クルーズの合田啓祐あたりも候補。


 女子はやっぱり沖美穂が圧倒的に強そう。ガンバレ、アヤコ姐さん。


 U23鹿屋体育大学がチーム力で圧倒していると思う。エースの村上純平が優勝候補の本命。村上がうまく走れないとき、あるいは集団でゴールになだれこむ時は角令央奈で勝ちにいくだろう。対抗するのはMTB本職ながら今季ロードでも調子のいいマルコポーロ小野寺健個人TTに勝ったブリジストンアンカー畑中勇介、多勢に無勢でも門田杯を取った立命館大学石井陽あたりか。あるいははずみで鹿屋体育大学の1年生伊藤雅和、内間康平とか。
 ミヤタ、アンカーあたりにも強い選手、上位に入れそうな選手はいるけど、1位になれそうなのはこんなところか。


 さてエリート。ヨーロッパで調子よさそうだったスキルシマノ土井雪広を本命として挙げることにする。クリリンのサイトも土井で投票する予定。対抗するのは福島晋一。その次となるとスキルシマノ野寺秀徳、品川真寛。このところ一時期の精彩を欠くスキルシマノだけど、シマノブリジストン交互優勝説(別府史之ブリジストン系と見なす)もあるし、けっこういくと思う。


 そうそう、10年以上前、オートポリスで初めてのビッグタイトル全プロが開催された時に優勝したのはシマノ阿部良之。当時の全プロはプロ登録の選手が少ないのでアマチュアの選手でも出場できて、当時アマチュアだったアベちゃんが優勝してしまったのでした。今の全プロは実質競輪選手だけの大会。全プロ兼全日本という大会が開かれたこともあったなぁ。