カキオコ求めて三千里
3連休は結局ワンデイツーリングに。日帰りだとするといちばん行きたいところは日生。るるぶ岡山で見たカキお好み焼き、通称カキオコを食べたい。ついでにUSAと縁のある和気にもいってみたいということで。
5時40分に目覚ましで起きて、桂川へ。京都までいって岡山へ。のぞみはがらがら。岡山で降りて、R250を東へ。吉井川からは国道を避けて右岸の県道252号線を走る。やっとでツーリングらしい雰囲気になってくる。キリンビールのところで県道96号線に。やがて吉井川を渡って和気へ。このあたりは古い町並みが残っている。
奥はちょっと前の郵便局っぽい建物、真ん中がさらに古い郵便局の建物。手前の建物と棟続き。
あたりをふらっと走っていてサイクリングロードらしい道発見。さらに進んでいて「片上鉄道本和気駅」という看板を発見。先ほどの道は廃鉄だと気がつき、もどって撮影。サイクリングロードでJR和気までいって、観光案内を頼りに和気神社に向かう。私の生まれたUSAと縁の深い和気の清麻呂公を祀った神社。お賽銭を50円あげてお参り。
次の目的地は閑谷学校。トンネルが通る峠の旧道ということで急勾配を想定していたが、たいしたことはなかった。閑谷学校はベンガラ屋根がきれいだった。江戸の初期に庶民教育を考えた池田光政ってのもたいしたもんだ。
下ったあといったん伊部方向へ。そこで見つけた宇佐八幡宮に参拝。細かいのがなかったので100円。足利尊氏が勧請したらしい。
そのちょっと先、西片上駅のあたりがいい雰囲気だった。R250に出てみるとジャスコの姿が。駅前のショッピングビルが営業していないのはそのせいか。
伊部で備前焼きの煙突とか撮影。
指が写っとるがな。
そこからは一気に日生へ。カキオコの看板もちらほら。でも「カラオケとカキオコ」って何軒かあったけど、どんなお店やねん。最初に向かったほり、次に向かった浜屋は臨時休業。安良田はなんか店内が暗そうだったのでパス。次にもりしたへ。棟続きの隣の店はブックもりした。どんなコンビネーションやねん。
入店してカキオコを注文すると「まだ日生では剥かないんですよ。10月20日くらいですかね」と。旬のものを出すというポリシーらしい。席を立とうかと思ったが、そういう心意気もいいかなと思ってここで食べることに。おかみさんのお勧めのエビ2倍しょうゆお好み焼きを注文。作り方を見ていると広島と関西の中間くらいか。エビはトッピングだった。旬だからなのか、エビの味が濃かった。
次に向かうのは五味の市。カキフライソフトがあるらしい。到着してすぐに注文。
こんな感じでつくる。普通にソフトクリームを作って、箸でカキフライをつっこむ。女子高生バイトっぽい女の娘が作ってくれる。
カキフライは揚げたてではないけど、そこそこ暖かい。上からウスターソース。けっこう食べ方を迷う。というか。落としそう。コーンタイプじゃなくってカップのほうがいいんじゃなかろうか。味はカキフライとソフトクリームの味、ってそのままやね。
ここでは普通のソフトクリームを食べている人は多く見かけたけど、カキフライソフトは他にいなかった。
R250を東に向かって、3kmほど走ったところにタマチャンがある。さぬきうどんのお店を彷彿とさせる民家感覚。店内には多くの色紙。イチローもきたらしい。期待と不安が交差する。
焼き方はもりした同様広島関西ミックス型。カキは炒めてからのせる。エビが混じった天玉も乗る。できあがりの味付けは半分ソース、半分岩塩。で、食べてみた。岩塩と天玉とのバランスが絶妙だった。絶妙過ぎてカキの味わいの印象が薄くなってしもうた。
店を出て、ちょっと登るとすぐ県境。播州赤穂を通って相生までいって、そこから新幹線輪行。
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断面図とか。